動画編集と著作権問題

Fictitious Prisonでございます。

 

今回のコラムは、動画コンテンツについてです。

改正著作権法が2021年1月1日から施行されますが、
デジタルコンテンツ販売において、違法アップロード/ダウンロードは非常に頭の痛い問題です。

サイト内やTwitterでもお断りをしてきましたが、当サイトは海賊版サイトではありません。
MJの動画の中に権利関係に関する中国語の注意テロップが流れているものもありますが、ご安心ください。

 

梨花雨の動画の中には、「海賊盤なんか観てると、一年中運が悪くなるぞ」という脅しが入ってるものもあります。
異常なほど色々埋め込んでいますが、ちょうどこの頃は、代表が海賊版の存在にイラついていた時期なのでしょう。

(訂正)
梨花雨の代表によると、こちらのキャプチャも海賊版のものでした。お詫びして訂正致します。

 

当サイトでも、動画販売を始める前に、「Fictitious Prison」のマークを入れるかどうかについて考えたことがありますが、

・余計な情報を入れることで、世界観を壊したくない
・入れたとしても、モザイク処理されたり、そのままアップすることも可能なので、違法アップロードの抑止力にはならない

ことから、現状では入れないことにしました。(対策が必要な場合には考えます)

 

また、サイト運営を始めるに当たり、動画のストックを改めて調べたところ、
手元に無かったものも多かったので、代表者やサークル有志の方々に過去の作品を送ってもらったのですが、
それらの中には、なんと海賊版サイトのウォーターマークが入っているものがかなりありました。

「これ盗版(中国語で海賊版の意)じゃん?」と確認しましたが、原版は外付けHDDが壊れたりして、もう無いとのこと。
「海賊版のマークが入っていたとしても、俺らが撮った動画なんだから、俺たちの動画だ。それがどうした?」という感じです。
一般向けに売るって言ってるのに、やっぱりちょっと感覚違うなぁとは思いましたが…まぁ、そうなんですよね。

編集処理を試みたものもありますが、いいシーンがカットされたり、
モザイク処理では逆に違和感が出てしまって、そのまま放置のほうがいい場合がほとんどでした。
加えて、原作者が入れたマークが、既に動画の邪魔になってしまっているものもあります。

 

今は傷がない作品を選んで、できるだけ古いものから順番に公開していますが、
それらの作品の中にも素晴らしい作品が多く、そのせいで日の目を見ないのも非常に勿体ない感じがするのと、
逆に、なぜ海賊版のやり口にこちらが遠慮させられるのかもよくわからないので、当サイトでは販売することにします。
(でも、原版はきちんと保存しておいてほしかった。。。)

というわけで、いずれは海賊版ウォーターマークが入っている動画も販売することになります。
実際、海賊版記載のURLは、チェックした限りすべてパークドメイン(使われていないドメイン)になっています。

前のコラムに書いた通り、入会金を募り、集まったらサイトを閉鎖するというやり口なので当然と言えば当然ですが、
ドメインは売買できるものですし、今は使われていなくても、将来怪しいサイトに変わる可能性もありますので、
くれぐれも訪問はしないことをおススメします(当サイトは責任を負いませんので、自己責任でお願いします)。

ただ、注意喚起すべきではあるので、当サイト販売の動画に埋められているウォーターマークについての解説ページを用意しました。
トップ記事「サイトでのダウンロード販売について(Notice for purchasing photos/movies)」内にもリンクを設けました。
気になる方は、一度ご確認のほどお願い致します。

 

正規版にも注意テロップが入っているので、その程度の目立たないものについては、そのまま販売させていただきますが、
動画全体にかかっていて、ちょっとこれは…という動画については、注意書きを商品ページに置いて、価格も考慮して販売する予定です。

まだまだ先の話になるかと思いますが、ご理解いただきますようお願い致します。